私のAGA治療遍歴

薄毛

初めまして。AGA治療を始めて7年経つDr.AGAです。

みなさんがこのブログにたどり着いたということは、何かしら髪の毛の悩みがあるということでしょう。

ネットにはたくさんの情報が溢れており、どれを信じたらいいかわからなくなる方も多いと思います。私もAGA治療を始めた当初はそうでした。当時は医学生だったので、自分なりに正しいやり方で一生懸命情報を集めたりしましたが、それでも今のように「ハゲ治療」は一般的ではなく、情報もかなり少ない状況でした。もちろん、AGAクリニックなんて数えるほどしかありませんでした。それでも早く手を打たないと薄毛が進行することはわかっていたので、すぐに治療に取り掛かることにしました。

まず始めたのが、「ミノキシジルタブレット」「フィナステリド」の内服です。あまり知識がなく、とりあえずこれがいい!と言われてたものを飲んでいました。すると、3ヶ月もしたでしょうか、明らかに毛量が増えてきたのです。飛び上がるほど喜んだのを覚えています。

しかし、喜んだのも束の間、副作用が私の体を襲います。最初は多毛でした。元々体毛は薄かった方なのですが、四肢の毛がかなり濃ゆくなってしまったのです。最初自分では気づいておらず、友人から「お前、意外と毛深いんだな」と言われて初めて自分の体に副作用が出てることを知りました。

次に出た副作用としては、頭皮の乾燥です。ある日、頭をなんの気無しにポリポリかいていたら、信じられないくらいの量のフケが落ちてきたのです。慌てて調べましたが、これはフィナステリドの副作用でした。DHTをブロックするのがこの薬の効果ですが、DHTは体全身の皮脂腺に存在します。そのため、DHTをブロックすると皮脂分泌が低下するのです。その影響で頭皮もカサカサになっていたんですね。

三つ目はED。髪の毛も増えて女の子にも積極的に行けるようになり、夜を共にする女の子も増えてきたのですが、ある日セックス中に中折れを経験しました。普段と何も変わったことはしてなかったので、おかしいと思い調べると、これまたフィナステリドの副作用でした。フィナステリドの内服をやめて2、3週間後、再度セックスを試みたところ、前回の中折れが嘘だったかのようにバキバキでした。これを機に私はフィナステリドを減量(1mg→0.4mg、いずれも効果はほぼ同じ)最終的には中止しました。

4つ目は、「胸の痛み」です。胸痛というとまず頭にくるのは心臓系の異常ですよね。ミノキシジルタブレットを10mg飲んでいたある日、急に左胸が突き刺すように痛くなりました。しばらくしたら治りましたが、尋常じゃない痛みだったため、身の危険を感じ調べたところ、ミノタブの副作用であることが発覚しました。元々血管拡張させることで血圧を下げる効果のある薬であったため、その分心臓に入ってくる血流も増え、心臓に負荷がかかっていたのです。心臓に対する需要と供給エネルギーが崩れた時、心臓が運動するために必要な血流は冠動脈という血管があり、これが心臓のエネルギー供給を担っています。しかし、血流が増えてしまったため心臓に負荷がかかり、心臓へのエネルギ供給量よりエネルギー需要量が増えてしまっていたのです。この需要と供給のバランスが崩れると、狭心症のような症状が出現します。つまり左胸が急に痛くなるのです。難しいことを書きましたが、結論、ミノタブを飲むと胸が痛くなる副作用があるということです。

しかし、私はこれらの副作用を乗り越えてきました。この経験を、髪で悩んでいる誰かに役立てるためにこのブログを作りました。

不定期ですがAGAの知識について更新していくのでよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました